【1月8日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は7日、第18節の試合が行われ、新型コロナウイルスの陽性者が続出していたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-2でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に敗れた。

 選手9人が陽性となり、急ごしらえのメンバーで試合に臨むことを余儀なくされたホームのバイエルンは、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の今季20ゴール目で18分に先制したが、その後前半の4分間で2点を失い逆転負けした。

 グラッドバッハは昨年10月のドイツカップ(German Cup 2021-22)でも敗れたチームで、バイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)は、「グラッドバッハはわれわれが得意とする相手ではない」と話した。その一方で、「負けたのは悔しいが、受け入れなくてはいけない」と前を向き、戦力が落ちていたことは敗因ではないと説明した。

 敗れたバイエルンだが、依然として後続に9ポイント差をつけ首位をキープしている。ただし、2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は8日にフランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのアウェーゲームを控えており、勝ち点差が縮まる可能性はある。

 一方のグラッドバッハは順位を三つ上げて暫定11位に浮上したが、降格圏からはわずか5ポイントしか離れていない。(c)AFP