【1月9日 CGTN Japanese】中国国家郵政局が6日に発表した「郵便・宅配業グリーン発展報告」によれば、中国では2021年に循環可能な宅配箱の使用量が630万個に達しました。今年は1000万個に増加する見通しです。

 中国の郵便・宅配業は2021年、重金属や特定物質が基準を超過する包装袋、過剰な包装、プラスチックによる汚染などを対象とする措置を行いました。統計によれば、二次包装のないネット通販宅配便の比率は80.5%に達しました。また、包装廃棄物の回収ステーションが新たに3万6000カ所設けられました。

 中国国家郵政局は今年、宅配便包装のグリーン認証を実施するなどグリーンな物流を推進し、汚染と炭素排出の全面的削減に取り組みます。同時に、商品包装、販売包装、配達包装の一体化を実行し、過剰包装などを取り締まり、重金属や特定物質が基準を超過した包装袋が郵送や配達の段階に入ることを防止していきます。今年末までに、基準に適合する包装材料の使用率と標準的な包装作業の比率が共に90%以上、循環可能な宅配箱が1000万個、回収して再利用される段ボール箱が7億個に達する目標を実現する見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News