【1月7日 CGTN Japanese】中国の研究チームは北京冬季五輪に出場するスピードスケート選手のために、空気抵抗を最小限に減らすユニホームを開発しました。

 中国の複数の大学や企業でつくられた研究チームは2019年末から、繊維学や摩擦学、熱物理学などを生かし、自動車と飛行機の製造に広く使われる風洞実験や3Dプリンティングなどを通じて、ユニホームを改良してきました。現在のユニホームは空気抵抗を最大限で10%削減できるということです。

 また、転倒時にスケート靴の底についているブレードによる負傷を防ぐため、研究チームは100種余りの素材をテストした結果、強靱(きょうじん)性と弾力性を備えた素材の組み合わせを開発し、ユニホームにも取り入れたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News