【1月7日 AFP】21-22イタリア・セリエAは6日、第20節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はユベントス(Juventus)と1-1で引き分け、優勝争いから一歩後退することになった。一方、この日は新型コロナウイルスの影響で計4試合が延期になった。

 ドリース・メルテンス(Dries Mertens)の得点で23分に先制したナポリだったが、フェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)にゴールを許して54分に追いつかれた。

 その後は両チームに試合を決めるチャンスがあったが、ダビド・オスピナ(David Ospina)とヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)の両GKが好セーブを披露し、激しい一戦は引き分けに終わった。

 この結果、3位ナポリと首位インテル(Inter Milan)の差は6ポイントになった。インテルは同日のボローニャ(Bologna FC)とのアウェーゲームが延期になった。

 一方のユベントスは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権を争う4位アタランタ(Atalanta)に圧力をかけるチャンスを逃し、同チームと3ポイント差の5位につけている。アタランタとトリノ(Torino FC)の一戦が延期になったため、ユベントスは消化試合数が一つ多い状況になっている。

 2位ACミラン(AC Milan)はホームでASローマ(AS Roma)を3-1で下し、暫定ながらインテルと1ポイント差に迫った。ナポリとユベントスが引き分けたこともうれしい結果となった。

 オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、ジュニオール・メシアス(Junior Messias)、ラファエル・レオン(Rafael Leao)に得点を許し敗れたローマは、4位と6ポイント差の7位となっている。(c)AFP/Terry DALEY