【1月6日 AFP】フランスの女優ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)さん(87)は、仏誌が5日付で掲載したインタビューで、新型コロナウイルスワクチンの接種は希望しないと語り、「すべての化学物質に対してアレルギーがある」と説明した。

 バルドーさんは現在、同国南部サントロペ(Saint-Tropez)にある地中海に面した邸宅で暮らしている。

 週刊誌ガラ(Gala)のインタビューで、ワクチン接種の有無を問われたバルドーさんは「ノン! 私はすべての化学物質に対してアレルギーがある」と回答。

 過去にアフリカを旅行した際にも、黄熱の予防接種を拒否したと明かし、「当時の主治医は虚偽の証明書を書いてくれた。私は元気いっぱいで出発し、帰ってきた」と語った。旅行の時期については言及していない。

 また、自身の健康状態について、80代にしては良好だと話し、「確かに私は87歳。でもそんな年には見えないはず。白髪もないし、とてもほっそりしている」と述べた。

 バルドーさんはさらに「死はいつか必ず訪れる。老いと同じで、逃れられないものだ」との考えを示した。(c)AFP