【1月9日 CGTN Japanese】中国商務部と海南省(Hainan)人民政府が共催する2022年中国国際消費品博覧会(以下、2022年消費博)の100日のカウントダウンが2日に始まりました。

 2022年消費博には「逸品路線」の堅持という特徴があり、全世界における新製品の初披露や初展示も際立っています。同イベントは、レベルの高い対外開放を推進し、国内外の市場の結合を促進し、中国国内と国際の「双循環」を円滑に結び、消費の高度化と消費の循環を促進し、世界の消費の潮流をけん引する重要なプラットフォームです。

 日本側は海南省で自由貿易港政策が実施されて以来、高い関心を寄せてきました。日本貿易振興機構(JETRO)や日中文化経済交流発展基金会などの機関や企業は、日本と海南省の協力の多様な可能性を模索し続けています。海南国際経済発展局によりますと、2022消費博への日本企業の出展規模はさらに拡大する情勢です。総出展面積は第1回の2021年消費博を上回る2100平方メートルに達し、2021年の実績を土台に新たに多くの世界的有名ブランドが、それぞれ個別に出展することになりました。

 2021年消費博には資生堂やパナソニック、オムロンなど日系企業51社、87ブランドが個別に出展したほか、JETROがローソンや近鉄百貨店など19社と高知県などを日本館の方式で取りまとめることで、商品2925点を出展しました。会期中には日本館で中国各地の専門バイヤーとの商談が行われ、日本館における成約額は約40億円に達しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News