【1月6日 AFP】新型コロナウイルスのワクチン接種に関連したオーストラリアの入国要件を満たさなかったとして、ビザ(査証)を取り消された男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)について、同国の法廷弁護士は6日、即時の送還は行われないことになったと明かした。

 現在も入管施設に留め置かれているジョコビッチは、これに先立ち、オーストラリア国外への退去命令に対して異議を申し立てていた。政府の代理人によれば、オーストラリア側は最後の審理が行われる10日までにジョコビッチを送還する意向はないという。(c)AFP