【1月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)は5日、スイス1部リーグのグラスホッパー(Grasshopper Club Zurich)から日本代表MF川辺駿(Hayao Kawabe)を獲得したと発表した。契約期間は3年半。

 川辺はスイスリーグが中断中の1月はウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)で過ごし、その後はグラスホッパーにローン移籍して今シーズンを全うする見通しとなっている。

 日本代表として4試合に出場している26歳の川辺は、昨年7月にJリーグ1部(J1)のサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)からグラスホッパーに移籍。今季は公式戦18試合でプレーし4得点をマークしている。

 ウルブスのテクニカルディレクターを務めるスコット・セラーズ(Scott Sellars)氏は、「われわれはハヤオをずっと注目してきた。彼は今季非常に良いパフォーマンスを見せている」とコメントした。

「彼は攻撃的なMF。とてもエネルギッシュで運動量が多く、クオリティーも高い。グラスホッパーで輝かしい活躍を見せ、同チームの躍進の原動力の一つとなっている」

 日本人選手では前週、スコティッシュ・プレミアシップのセルティック(Celtic)が、井手口陽介(Yosuke Ideguchi)と前田大然(Daizen Maeda)、旗手怜央(Reo Hatate)の3人の獲得を発表していた。(c)AFP