【1月5日 CGTN Japanese】中国鉄道昆明局グループによりますと、中国・ラオス国際鉄道は開通から1カ月間で累計17万トンの貨物を輸送しました。うち、国際貨物は5万トンに達し、価値は5億元(約91億円)を突破したとのことです。

 昨年12月3日、中国・ラオス鉄道が開通し、貨物が中国雲南省(Yunnan)の昆明(Kunming)からラオスの首都ビエンチャンに到達する時間が以前の72時間から30時間に短縮されました。輸送貨物は開通当初のゴムや化学肥料、雑貨に加えて現在では電子、太陽光発電、通信関連製品や車、野菜、生花などにも広がっています。1カ月の間、合わせて貨物列車380本を運行しました。現在、国際貨物列車が6本前後運行されています。広州(Guangzhou)、成都(Chengdu)、重慶(Chongqing)、上海など10地区余りが相次いで中国・ラオス鉄道を利用する国際貨物列車を運行しており、昆明を通過してラオスのビエンチャンに到着し、そこからタイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、シンガポール、バングラデシュなどへ向かいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News