【1月1日 AFP】英各地で昨年12月31日、気温が15度前後まで上がり、観測史上最も暖かい大みそかとなった。気象庁(Met Office)が明らかにした。

 気象庁の報道官によると、イングランド北部ヨークシャー(Yorkshire)のライヒル(Ryehill)村で同日午前11時、14.9度を観測。2011年にウェールズで記録されたそれまでの大みそかの最高気温14.8度を更新した。

 気象庁はその後ツイッター(Twitter)に、イングランド東部リンカンシャー(Lincolnshire)のコイングスビー(Coningsby)村で15.3度を観測したと投稿。「きょうは英史上最も暖かい大みそかだ」とコメントした。

 気象庁によると、 2021年は全体的に例年よりやや暖かく、乾燥していた。同庁は「(2021年は)1884年の統計開始以降で最も暖かかった年のトップ20に入るだろう」として、「地球は温暖化している」との見解を示した。(c)AFP