【1月1日 Xinhua News】中国長江水利委員会はこのほど、「長江流域水土保持公告(2020年)」を発表し、全国土壌流出動的モニタリングに基づく長江流域の土壌流出面積が2020年、33万7千平方キロに減少し、同流域面積に占める割合が18・8%になったと明らかにした。

 公告によると、長江流域の土壌流出面積のうち水食面積は32万1900平方キロで95・5%を占めた。主に金沙江下流、岷江・沱江の中下流、嘉陵江の中下流、烏江赤水河の中上流、三峡ダム地区などに分布している。風食面積は1万5100平方キロで4・5%を占め、主に金沙江上流に分布している。18年に比べ、長江流域の土壌流出面積は9700平方キロ(2・8%)減少した。

 長江流域各地域は20年、土壌流出対策を引き続き推進、土壌流出総合整備面積が1万7582・2平方キロ増えた。うち国家水土保持重点プロジェクトによる整備面積は4312・4平方キロ、地方水土保持プロジェクトによる整備面積は326・0平方キロ、その他の生態建設プロジェクトによる整備面積は1万2943・8平方キロだった。(c)Xinhua News/AFPBB News