【12月30日 CGTN Japanese】2022年に卒業する大学生や大学院生らのの人数は前年同期比167万人増の1076万人になる見通しです。これは中国教育部が28日の記者会見で明らかにしたもので、現在、新規大卒者等の就職活動を推進しているとのことです。

 大卒者等の就職を促すため、中国教育部大学生就職ネットワークは12のソーシャルリクルーティング会社と共同で求人情報を発表すると共に、関係部門と共同で特別オンライン募集活動を行い、計80万件以上の各種求人情報を提供しています。また、各地の大学は既に2022年の新規大卒者等向けに4万回を超える学内募集活動を実施し、計2000万件近くの求人情報を提供しています。

 教育部は大卒者等の職業能力訓練プロジェクトの実施を開始し、オンラインとオフラインによる職業能力訓練を通じて、大卒者等の就職への自信を深め、その競争力を高めるよう支援しています。教育部はまた、ターゲットを絞った人材育成・教育、就職実践・インターンシップ拠点の構築について、学校と企業の提携を推進し、人材需給の効果的なマッチングを強化しています。教育部は求人企業281社の2804案件のガイドラインをまとめ、学校と企業のオンラインマッチング交渉を後押ししています。これと同時に教育部は「全国中小企業人材需給マッチング」イベントを開催しており、既に1000校以上の大学、2800社以上の中小企業が参加しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News