【12月29日 Xinhua News】特許検索・分析ツールを手掛けるシンガポールのパットスナップのイノベーション研究センターがこのほど発表した「2021年AI特許総合指数報告」によると、世界でここ4年間(2018年1月~21年10月)に出願された人工知能(AI)特許数は100余りの国・地域からの計65万件に上り、うち中国は44万5千件で68・5%を占めた。近年、中国のイノベーションの勢いは凄まじく、AI特許出願大国となっている。

 米国が7万3千件(11・2%)で2位、日本が3万9千件(6・0%)で3位につけた。

 出願数65万件のうち、企業による出願は44万8千件で最も多く、68・9%を占めた。大学・研究所による出願は16万5千件(25・3%)で2位、個人出願は3万3千件(5・1%)で3位だった。AIのイノベーションは現在、非常に活発な段階にあり、今後3~5年でさらに多くのAI基礎技術が生まれ、特許出願も大幅に増加するとみられる。(c)Xinhua News/AFPBB News