カーリングを学校の机で! 中国の教育局職員が発明
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【12月30日 CGTN Japanese】学校の児童・生徒らにカーリングの楽しさを体験してもらうため、中国の河北省(Hebei)滄州市(Cangzhou)教育局の職員、劉東立(Liu Dongli)さんは2019年に、試行錯誤して卓上カーリングを発明しました。この小さな発明を通して子どもたちはカーリングのことを知るようになり、さらには試合を行うまでになりました。
劉さんによりますと、卓上カーリングは卓上サッカーにヒントを得ており、コースの長さは机二つ分、幅は机一つ分と設定しました。ストーンはニオイシタンの切れ端にボールをつけたものです。
卓上カーリングに特別なスペースは必要なく、生徒らは授業の合間に練習できます。1セットを2人または4人同時に遊ぶことが可能で、生徒らはゲームを通してカーリングのルールや採点法を理解でき、ウインタースポーツへの興味が引き出されます。
現在、地元の各学校では1500セットもの卓上カーリングが作られており、昨年は第1回卓上カーリング大会が開催されました。発明者の劉さんはこれを通してウインタースポーツの普及に寄与したいとの期待を語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News