【12月29日 Xinhua News】中国生態環境部の劉友賓(Liu Youbin)報道官は23日、同部が開いた記者会見で、全国規模の二酸化炭素(CO2)排出量取引市場の最初の契約履行段階が安定的に運営され、22日現在の累計成約量は1億4千万トン、成約額は58億200万元(1元=約18円)だったと発表した。

「CO2排出権取引管理弁法(試行)」によると、全国CO2市場の最初の排出削減義務の履行段階は2021年1月1日から12月31日まで。発電業界の2162の重点排出事業者が参加し、年間約45億トンのCO2排出量をカバーしている。

 劉氏は、全国CO2市場が7月16日のオンライン取引開始以来、全体の運営が安定しており、企業の排出削減意識が絶えず高まり、市場の活発度が着実に上がっていると指摘。「全体的に見て、温室効果ガス排出の抑制と削減、CO2排出量ピークアウトとカーボンニュートラル(炭素中立)を実現する重要な政策ツールとして、全国CO2市場の役割が明らかになってきた」と述べた。

 劉氏は、今後発電業界の良好な市場運営を踏まえ、全国CO2市場のカバーする業界の範囲を一段と拡大し、CO2市場など重要な政策ツールと手段を通じ、CO2排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標が予定通り達成されるようにしたいと説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News