【12月28日 People’s Daily】中国商務省は先日、「『十四五』対外貿易高品質発展計画を発行・配布した。「計画」は2020年、中国の貨物・サービスの貿易総額は世界トップに躍り出し、貿易パートナーの数は230余りの国・地域に拡大した。「第13次五か年計画(2016〜20年)」期間中、中国からの輸入は世界の輸入成長への貢献率が34.9%に達したと指摘している。

 今年は「第14次五か年計画(2021〜25年)」のスタートの年で、復雑で厳しい国内外の情勢に直面し、中国の対外貿易は急速な成長を実現し、その成績の達成は容易ではない。1〜10月の中国の輸出入総額は4兆8900億ドル(約561兆5900億円)で、前年同期比で31.9%増となり、その規模はすでに昨年全体を上回り、史上最高値を更新した。

 対外貿易をみると、中国の国民経済と世界経済に対する貢献がますます顕著になっている。

 ①経済成長を強力にけん引。第1〜3四半期の貨物・サービスの純輸出のGDP成長に対する貢献率は19.5%に達し、GDPの1.9ポイント増をけん引した。

 ②安定雇用への際立った役割。1〜10月に、新たに登録された対外貿易経営者の数は15万4000社に達し、その大半は中小零細対外貿易企業で、雇用の増加を効果的にけん引した。越境ECなどの新業態や新モデルが柔軟な雇用ルートを広げている。

 ③国民生活の改善。今年、貧困脱却地区の2000社以上の企業が広州交易会(広交会)を通じて国際市場の開拓に成功した。国境貿易は400万人の辺境住民の増収をけん引し、国境地域における産業振興や民生改善、安定に貢献した。

 ④世界の経済貿易回復の推進。中国は感染拡大制御の国際協力を深く展開し、各国の感染拡大対策、生産回復を支援し、世界の産業チェーン・サプライチェーンの円滑・安定を促進してきた。今年上半期、中国の超大規模市場の世界の輸入成長に対する貢献率は14.8%に達した。

 中国はここ数年、ハイレベルの対外開放を揺るぎなく推進し、貿易の利便化レベルを高め、4回連続で中国国際輸入博覧会(CIIE、輸入博)を開催し、自主的に輸入を拡大し、ポジティブな効果を得ている。今年1〜10月、中国の輸入は31.4%増の2兆1900億ドル(約251兆5100億円)に達し、過去最大規模となった。中国は12年連続で世界第2位の輸入市場となった。2020年に中国からの輸入が世界輸入に占める割合は11.5%に達し、今年上半期の輸入額が国際市場に占めるシェアは12%まで上昇した。

 中国商務省対外貿易局の李興乾(Li Xingqian)局長は、ここ数年、対外貿易の新業態が盛んに発展し、国内外の消費者に便利なサービスと多様な選択肢を提供し、国際貿易協力の新たな競争モデルとなっていると説明した。「十三五」期間に、中国越境EC総合試験区は105か所に増え、区内企業が建設した海外倉庫は1800か所を超え、越境EC小売輸入試験区の範囲は86都市および海南島全域に拡大し、越境ECの輸出入規模は9倍、市場調達貿易の輸出規模は3倍に増加した。今年に入って、新業態は新たな成長を実現しつつあり、海外倉庫の数はすでに2000を超えている。今年1〜10月、越境ECの輸出入は19.5%増加した。

 加盟各国の共同の努力により、中国が参加する域内包括的経済連携(RCEP)協定は発効段階に進み、2022年1月1日に正式に発効・実施される。これは東アジアの経済一体化における新たな重大な進展であり、地域の貿易と投資の成長を強力にけん引し、地域経済の回復促進にポジティブな影響を及ぼすだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News