【12月28日 AFP】アルペンスキー女子で五輪2大会連続の金メダルを獲得しているミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示したとソーシャルメディアで公表した。

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 28日と29日に出場を予定していたW杯のオーストリア・リエンツ(Lienz)大会は欠場する。リエンツでは大回転と回転に出場予定だった。

 26歳のシフリンは2014年ソチ冬季五輪の回転と2018年平昌冬季五輪の大回転で金メダルを獲得。W杯では通算3度の総合優勝を誇り、今季もここまで首位につけていた。

 再び金メダルを目指す北京冬季五輪までわずか1か月強となる中で陽性が判明したが、検査結果が分かった時期や、すでにオーストリア入りしているかどうかは明らかにしなかった。

 今季の女子スキー界では新型ウイルス陽性になったスター選手が続出している。

 2015-16シーズンのW杯で総合優勝を果たしたスイスのララ・グートベーラミ(Lara Gut-Behrami)は、フランスのバルディゼール(Val d'Isere)大会とクーシュベル(Courchevel)大会を欠場。

 アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)で2度の優勝を誇るオーストリアのカタリナ・リンスベルガー(Katharina Liensberger)も、クーシュベル大会を見送っており、リエンツ大会の出場も不透明な状況となっている。(c)AFP