【12月27日 AFP】ブラジル当局は26日、東部バイア(Bahia)州で豪雨が続いており、3万5000人以上が避難する事態となっていると明らかにした。11月以降の死者は18人に上っている。

 バイア州の消防当局は同日、南部の川で男性(60)が水死しているのを確認した。

 市民防衛局によると、2人が行方不明となっており、これまでに286人が負傷した。1万9580人がすでに避難しており、さらに1万6001人が避難場所を求めている。被災者は43万800人超と推計されている。

 状況はここ数日で悪化している。市民防衛局によると、26日午後までに非常事態宣言が出された自治体は72に上り、うち58が洪水のため危機的状況にある。(c)AFP