【12月26日 AFP】21NFLは25日、第16週の試合が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は24-22でクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に競り勝った。QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)は記録破りの夜を過ごし、ラスル・ダグラス(Rasul Douglas)は残り43秒でこの日2本目のインターセプトを決めて勝利に貢献した。

 ロジャースは第1クオーターにアレン・ラザード(Allen Lazard)へのパスを通して通算タッチダウンパスを443本とし、パッカーズのレジェンドであるブレット・ファーブ(Brett Favre)氏のチーム記録を更新した。

 スタジアムの大型ビジョンには、ロジャースの偉業達成をたたえるファーブ氏のメッセージが映し出された。ファーブ氏は「タッチダウンパスの記録更新おめでとう」と祝福し、「一つお願いがある。われわれにもう一度スーパーボウルをくれ」と話した。

 最終的にパス34本中24本成功で202ヤードを獲得し、タッチダウンパス3本を通したロジャースは、今もスーパーボウル制覇が最終目的だとし、「それが目標だ。もちろん重要な一戦だった。相手はプレーオフへの生き残りを懸けて争っているチームで、きれいではなかったが勝つことができた」と続けた。

「今までと同じように仲間たちと一緒にプレーでき、師事してきたコーチたちの指導を受けられた自分はとても幸運だ」

 タッチダウンパスのチーム記録を作ったことについては「寿命のある記録だ」と話しながらも、「非常に誇らしく思う」と続けた。

 パッカーズはこれで戦績を12勝3敗とし、NFCのプレーオフ1位シード争いでトップを守っている。

 一方でアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)は16-22でインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)に敗れ、3週連続でプレーオフ進出確定を逃した。

 カーソン・ウェンツ(Carson Wentz)が2本のタッチダウンパスを投げたコルツは、ここ7試合で2度目の3連勝を飾った。

 一方でカーディナルスは開幕7連勝を記録したものの、ここ8試合では3勝を挙げるにとどまっている。(c)AFP