【12月26日 CGTN Japanese】中国三峡グループは22日、「中国で標高の最も高い風力発電プロジェクトであるチベット哲古風力発電所の発電ユニットの送電がスタートした」と発表しました。

 哲古分散型風力発電プロジェクトは中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)ツォメ県のヒマラヤ山脈のふもとの北部に位置し、標高は5000メートルから5200メートルの間で、発電ユニットのある場所は標高が最高で5157.8メートルです。総発電容量は22メガワットで、発電容量2.2メガワットの発電ユニットが10基あり、年間送電量は5900万キロワット時に達する見込みだということです。

 哲古風力発電第1期ユニットが発電開始後、三峡グループは全面的にツォメ県哲古250メガワット風力発電と150メガワット太陽光発電プロジェクトを促進していく方針です。今後、ツォメ県はチベット自治区中部の風力と太陽光の一体化したクリーンエネルギー基地へと発展し、チベットの経済と社会の発展に助力すると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News