【12月24日 AFP】サッカー元ブラジル代表のレジェンドで、結腸腫瘍の化学療法を行うために2週間入院していたペレ(Pele)氏(81)が23日に退院した。同国サンパウロ(Sao Paulo)にある入院先の病院が明かした。

 アルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)の発表によれば、ペレ氏は安定した状態で、9月に見つかった結腸腫瘍の治療は今後も続けるという。

 ペレ氏は9月4日に腫瘍の手術を受けた後、約1か月入院し、退院後は化学療法を受けていたが、今月になって再入院していた。

 3度のW杯(World Cup)制覇を誇る「王様」ことペレ氏は近年、健康問題に悩まされており、公の場に出ることが少なくなってきている。

 今月9日には、病院にいるのは「数日間」だけだとインスタグラム(Instagram)で明かしていたが、結局は2週間にわたり入院することになった。(c)AFP