【12月23日 AFP】モナコ公室は23日、極度の疲労により国外で専門治療を受けているシャルレーヌ公妃(Princess Charlene、43)について、完全に回復するにはさらに数か月かかるとの見通しを示した。

 アルベール2世公(Prince Albert II)の妻であるシャルレーヌ公妃は、数か月間にわたる南アフリカ滞在の後、先月モナコに帰国。だが現在は再び家族と離れ、治療を受けている。

 公妃は先月、公室最大の年中行事である建国記念日の式典に欠席したことで、健康状態への懸念が再燃しただけでなく、夫妻の結婚生活をめぐる臆測も広がった。

 公室によれば、公妃は快方に向かっているものの、「健康状態が完全に回復するまでにはさらに数か月を要する可能性がある」という。

 アルベール2世公と夫妻の子どもたちは、クリスマス休暇中にシャルレーヌ公妃に面会する予定だが、公室は家族のプライバシーを尊重するよう求めている。

 南アフリカ代表の水泳選手として五輪出場経験を持つシャルレーヌ公妃は、2011年にアルベール2世公と結婚。その直後、挙式前夜に逃亡を図っていたとのうわさが広がったが、公室はこれを否定している。(c)AFP