中国・ラオス鉄道、開通わずか19日間で旅客42万人、貨物5万トンに
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【12月23日 CGTN Japanese】中国・ラオス鉄道が今月3日に開通してから21日までに、合わせて42万人の旅客を輸送しました。この1週間に15万人余りを輸送し、開通以来、最多を記録しました。また、貨物列車203本を運行して5万トンの貨物を輸送しました。旅客輸送と貨物輸送の需要は共に安定した成長の勢いを見せています。
旅客の移動需要を満たすため、中国鉄道昆明局集団有限公司は国内区間の列車を増やしており、当初の17.5往復から最高31.5往復に引き上げ、旅客の輸送人数は開通当初の1万9000人から最高3万3000人(12日)に増えました。特に週末は旅行客や帰省客が多く、シーサンパンナ駅では最も多い日に6000人余りの旅客を輸送しました。
雲南省が省をまたぐ旅行を再開し、正月の連休(1月1日から3日まで)が近づくにつれて、中国・ラオス鉄道の国内区間の旅客は増加し続けると予測されています。
一方、貨物輸送で中国・ラオス鉄道は東南アジアの奥地を貫通したため、中国やラオス、タイ、カンボジアなどとの間に「便利な新通路」ができました。これまでに、中国国内区間で累計161本の貨物列車が運行され、2万8000トンの貨物が輸送されました。また、国外区間では累計42本が運行され、2万2000トンの貨物が輸送されました。特に開通初日の3日、雲南省昆明駅から1本目の国際貨物列車が出発した後、山東省、浙江省、重慶市、長江デルタ地域などでも相次いで中国・ラオス鉄道を利用する国際貨物列車を運行し始めています。現在、国際貨物列車47本が運行されており、累計2万5000トンの貨物が輸送されました。輸入する貨物は主に天然ゴム、鉄鉱石、化学肥料で、輸出貨物は主に野菜、果物、機械・電力設備です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News