【12月23日 AFP】21-22フランス・リーグ1は22日、第19節の試合が行われ、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が退場処分を受けたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、後半アディショナルタイムのマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)の得点で降格圏のロリアン(FC Lorient)と1-1で引き分けた。

 アウェーのPSGは、前半にトマ・モンコンデュイ(Thomas Monconduit)の強烈な一撃に見舞われたが、91分にイカルディがヘディングシュートを決め、2021年の最後の試合で勝ち点1を確保した。

 後半から投入されたラモスは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から移籍後3試合目の出場を果たしたが、終了4分前に2度目の警告を受けて退場した。

 また、リオネル・メッシ(Lionel Messi)は前半にボレーを放つもポストに嫌われ、リーグ前半戦はわずか1得点に終わった。

 間もなくPSGの指揮官に就任してから1年を迎えるマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、後続のニース(OGC Nice)、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と13ポイント差の首位でシーズンの折り返しを迎えたが、スター軍団の能力を最大限に引き出せずにいる。

 ポチェッティーノ監督は、「全ての大会で勝ち残っており、結果の面ではチームはうまくやっている」とした上で、「パフォーマンス面ではまだベストを発揮するために試行錯誤しているところだ」と認めた。

 ニースは2-1でランス(RC Lens)に逆転勝利を収め、勝ち点で並んだマルセイユを得失点差で上回り2位に浮上した。

 マルセイユは後半アディショナルタイム8分にディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)がPKを決め、スタッド・ランス(Stade Reims)と1-1で引き分けた。(c)AFP