【12月22日 CGTN Japanese】今年は厦門(アモイ)経済特区の建設が始まって40周年、アモイの一人当たりのGDPは2020年末までに2万ドル(約228万円)を突破しました。

 福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)内のアモイ島で1981年10月、面積2.5平方キロの経済特区の建設が始まりました。特区の面積は現在1700平方キロにまで拡大しています。

 2020年末までに世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」のうち、63社がアモイ市に投資し、投資プロジェクトは114件に上り、契約ベースで41億2100万ドル(約4702億円)にのぼる外資がアモイ市に投入されました。

 同市はまた、国家クラスのハイテク企業2282社を育成してきました。中国科学院や中国工程院に所属する中国トップクラスの研究者が仕事をしている企業は計13社です。これらの企業は、フラットパネルディスプレー(FPD)、コンピューター、通信機器などの分野で、「1000億元(約1兆7913億円)の価値をもたらす」サプライチェーン9本を構成しています。

 アモイ市側からは、74の国と地域への投資が行われています。海外投資プロジェクトの件数は1581件に達しました。また、アモイ市と52カ国・142カ所の港湾を結ぶ航路が160本以上開設されており、2020年におけるアモイ港のコンテナ取扱量は世界第14位でした。

 1981年に6億4000万元(約114.6億円)だった同市のGDPは、2020年には6384億200万元(約11.4兆円)に上り、一人当たりのGDPは2万ドル(約228万円)を超えたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News