【12月22日 AFP】21-22アルペンスキーW杯は21日、フランス・クーシュベル(Courchevel)で女子大回転第2戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が優勝し、ソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)から総合首位を奪った。

 シフリンは1本目に約0秒75のリードを築くと、2本目は抑えめの滑りでまとめ、合計2分15秒35を記録。2位のサラ・ヘクトル(Sara Hector、スウェーデン)に0秒86、ミシェル・ギザン(Michelle Gisin、スイス)に1秒08の差をつけて優勝を果たした。

 W杯では通算72勝目で、今季はオーストリア・ゼルデン(Solden)での大回転第1戦と、米キリントン(Killington)での回転第3戦に続く3勝目となった。

 この勝利で総合首位にも躍り出た。この日まで今季5勝でトップに立っていたゴッジアは2本目を完走できず、シフリンと35ポイント差の2位に後退した。

 またシフリンは大回転の種目別順位でも、この日4位だったペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)に90ポイントのリードをつけて首位に立っている。(c)AFP