【12月23日 People’s Daily】「党の100年奮闘の重大な成果と歴史的経験に関する中国共産党中央委員会の決議」は、「中国共産党が人民を指導して中国式現代化の道を歩ませることに成功し、人類文明の新たな形態を創造し、発展途上国の現代化の道筋を押し広げ、世界の発展を加速させると同時に、独立性の維持も希望する国・民族に新たな選択を提供した」と指摘した。この重要な論断は中国共産党が団結して中国人民を率いて中国の特色ある社会主義の道を成功裏に切り開き、社会主義現代化建設を絶え間なく推進する世界的な意義を深く明らかにした。

 世界を見回すと、国々は自国の発展・振興の道を見つけたいと願っている。人類の歴史のうち、どの民族も、どの国家も、外部の力に依存し、外国のモデルを模倣し、他人の後を追うことにより、強大化を成し遂げたことなどないことが証明された。そんなことをしても、必ず失敗するか、従属することになる。自国の発展・進歩の運命を自分の手にしっかりと握るには、自国の国情に合った正しい道を模索し、自分の道を揺るぎなく歩まなければならない。

 中国共産党は100年の奮闘の中で、中国の国情から出発し、中国の実際に合った正しい道を模索しかつ形成することを一貫して堅持している。改革開放以来、中国共産党は団結して中国人民を率いて中国の特色ある社会主義の道を揺るぎなく歩み、経済力、科学技術力、総合国力を大幅に引き上げ、国際的地位を空前のレベルまで向上し、人民の生活は衣食不足から全面的な小康社会にまい進し、経済の急速な発展、社会の長期的な安定の奇跡を創り出した。現代中国は「世界近代化の成長の極」「最大の経済・社会変革の実験場」と言われている。

 一国の進む道がうまくいくかどうかは、その国の国情に合うかどうか、時代の発展潮流に順応するかどうか、経済発展、社会進歩、民生改善、社会安定をもたらすかどうか、人民の支持と擁護を得られるかどうか、人類の進歩事業に貢献できるかどうかにかかっている。現在、中国人民が確固とした道を歩む自信を持っているのは、中国の特色ある社会主義の道が中国の国情に適合し、中国の特徴に合致し、時代の発展の要求に順応し、正しく進むことができる強国への道だからだ。中国は自ら選択した発展の道に沿って急速に発展してきており、世界には固定の発展モデルなど存在せず、それぞれの国が独自の発展の道を模索する権利があることを、高度な「可視性」でもって各国に示している。

 スペインのセビリア大学(Universidad de Sevilla)のフランシスコ・シエラ(Francisco Sierra)教授は、中国は異なる発展の道を歩んでおり、この道は世界にますます深く影響し、変化をもたらしているとみている。ドイツのヘルムート・シュミット(Helmut Schmidt)元首相は、中国の連続の成功的な発展は中国の問題を解決しただけでなく、西側諸国が苦境から抜け出すためにも啓示を提供していると指摘した。

 世界文明の多様性、発展の道の多様性を尊重し、各国人民が社会制度と発展の道を自主的に選択する権利を尊重し擁護し、相互に参考にし、長所を取り入れ、短所を補う。これは人類文明の進歩の歴史的潮流だ。未来を展望し、中国共産党は引き続き団結して中国人民を率いて中国の特色ある社会主義の道に沿って勇ましく前進させ、第2の100年の奮闘目標を実現し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するためにたゆまず奮闘し、人類文明のためにより大きな貢献をつくり出す。(c)People’s Daily/AFPBB News