【12月22日 Xinhua News】中国上海税関の統計によると、今年1~11月における上海市の対日貿易額は前年同期比8・3%増の3734億2千万元(1元=約18円)だった。輸出額は2・8%増の1179億1千万元、輸入額は11・0%増の2555億1千万元で、貿易赤字は19・2%拡大し、1376億元となった。

 1~11月における上海市の貿易額は16・3%増の3兆6700億元で、対日貿易額は全体の約1割だった。対日貿易額の伸びは同市貿易額の平均伸び率を大きく下回っており、双方の貿易には依然として潜在的な可能性がある。

 1~11月の品目別対日輸出は機械・電気製品が3・3%増の709億7千万元、労働集約型製品が14・1%減の234億2千万元となった。日本からの輸入品は、ハイテク製品が7・4%増の883億7千万元で、うち集積回路(IC)は0・2%減の349億7千万元だった。

 1~11月における上海市の対欧州連合(EU)貿易額は17・5%増の7276億3千万元で、貿易額全体の19・8%を占めた。対東南アジア諸国連合(ASEAN)貿易額は11・4%増の4845億4千万元で全体の13・2%、対米貿易額は3・7%増の4566億8千万元で全体の12・4%だった。(c)Xinhua News/AFPBB News