【12月22日 AFP】新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催が懸念されていたサッカーのアフリカネーションズカップ(2021 The Africa Cup of Nations)について、アフリカサッカー連盟(CAF)のパトリス・モツェペ(Patrice Motsepe)会長は21日、予定通り来月カメルーンで行うと明言した。

 変異株「オミクロン株」により新型コロナの新規感染者数は急増しているが、モツェペ会長はカメルーンのポール・ビヤ(Paul Biya)大統領と会談した上で開催を決断した。「私は1月9日に(開幕戦の)カメルーン対ブルキナファソ戦を見るつもりだ」とコメントし、中止のうわさを一蹴した。

 その一方で「オミクロン株は非常に大きな課題」と強調し、PCR検査の陰性証明がない人はスタジアムに入場できないと話した。(c)AFP