【12月22日 AFP】21-22スペイン1部リーグは21日、第4節の延期分が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は10人のセビージャFC(Sevilla FC)と1-1で引き分けた。両チームが勝ち点を取りこぼしたため、首位レアル・マドリード(Real Madrid)にとっては追い風となる結果となった。

 イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)のCKをアレハンドロ・ゴメス(Alejandro Gomez)に合わせられ、30分過ぎに先制されたアウェーのバルセロナは、ロナルド・アラウホ(Ronald Araujo)の前半終了間際のヘディングで同点とした。

 64分にはジョルディ・アルバ(Jordi Alba)にボールを投げつけたジュール・クンデ(Jules Kounde)が退場になり、バルセロナは数的有利な状態で最後の約25分をプレーした。

 その後、ガビ(Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi')のヘディングがわずかに枠を外れ、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のシュートがポストをはじくなどチャンスはあったバルセロナだが、アドバンテージを生かしきれなかった。

 4位浮上のチャンスを逃したバルセロナは7位で、首位レアルとは15ポイント差としている。一方、2位セビージャとレアルの勝ち点差は5になった。

 レアルは22日、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)と対戦する。(c)AFP