トッテナムのECL敗退が決定 中止のレンヌ戦が不戦敗扱い
発信地:パリ/フランス
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【12月21日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、中止になったヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)対レンヌ(Stade Rennes FC)戦について、3-0でレンヌの勝利扱いにすると発表した。これによりトッテナムの敗退が決まり、今季の欧州カップ戦での戦いは終了した。
トッテナムはチーム内で新型コロナウイルスの陽性反応者が続出したため、9日に予定されていたグループステージのレンヌ戦に臨むことができなかった。
アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は試合前日、選手8人、スタッフ5人から陽性反応が出たと明かしていた。
再試合は今月31日が開催の期限とされたが、両チームは日程で合意に至らなかった。
この結果、グループ首位のレンヌがベスト16に進み、3位のトッテナムは敗退となった。一方、2位に入ったフィテッセ(Vitesse Arnhem)は決勝トーナメント1回戦のプレーオフでラピッド・ウィーン(Rapid Vienna)と対戦する。
発表を受けてコメントを出したトッテナムは、UEFAの決定と日程の再調整にさらなる時間が認められなかった点を残念がったが、「この判断を受け入れなければならない。今後は残りの大会に焦点を合わせる」と前を向いた。(c)AFP