【12月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は535万2288人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億7404万1212人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。

 19日には世界全体で新たに3907人の死亡と47万1522人の新規感染が発表された。

 最も死者が多い米国では、これまでに80万6438人が死亡、5084万6841人が感染した。

 次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は61万7803人、感染者数は2221万3762人。以降はインド(死者47万7554人、感染者3474万6838人)、ロシア(死者29万8222人、感染者1024万1812人)、メキシコ(死者29万7858人、感染者393万3386人)となっている。

 人口10万人当たりの新規感染者数が最も多かったのは、デンマークの1094人。次いで英国(798人)、オランダ(678人)、スイス(671人)、アイルランド(668人)となっている。(c)AFP