【12月21日 Xinhua News】中国国家発展改革委員会の孟瑋(Meng Wei)報道官はこのほどの記者会見で、これまでに中国は145カ国・32国際機関との間で、200件を上回る「一帯一路(Belt and Road)」共同建設協力文書に調印していると明らかにした。

 孟報道官によると、中国はこのほど中央アフリカやギニアビサウ、エリトリア、ブルキナファソ、サントメ・プリンシペなどアフリカ諸国と「一帯一路」共同建設に関する政府間協力文書に調印した。中国とアフリカ連合(AU)は「一帯一路」共同建設協力工作協調メカニズム第1回会議を開催、双方は新型コロナウイルス感染症対策や食糧、エネルギー、生産能力投資、インフラ、品質規格、統計などの分野における協力を巡って交流し、共通認識をより深めた。会議では「中華人民共和国国家発展改革委員会とアフリカ連合委員会の『一帯一路』共同建設協力工作協調メカニズムの構築に関する了解覚書」が締結された。

 また孟報道官は、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の11月の運行本数は前年同月比1%増の1246本、コンテナ輸送量は4%増の12万TEU(20フィートコンテナ換算)だったことを明らかにした。実入りコンテナの割合は99・4%で引き続き高水準を維持しており、月間運行本数は19カ月連続で千本以上を維持した。1~11月の「中欧班列」運行本数は前年同期比23%増の1万3817本、コンテナ輸送量は30%増の133万2千TEU、実入りコンテナの割合は98・1%だった。11月末時点で「中欧班列」の累計運行本数は4万7414本、貨物輸送量は429万7千TEU、新型コロナ感染対策用品は1343万件、10万3千トンに達している。(c)Xinhua News/AFPBB News