【12月20日 AFP】21NFLは19日、第15週の試合が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は終盤に二つのタッチダウンを許し追い上げられたものの、ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)に31-30で勝利。今季のNFLで最初に地区優勝を決め、プレーオフの出場権も手にした。

 この一戦で3本のタッチダウンパスを通したQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)はチームのナショナル・カンファレンス(NFC)北地区優勝に貢献。パッカーズでのタッチダウンパス成功数が442本となったロジャースは、レジェンドであるブレット・ファーブ(Brett Favre)氏が持つチーム最多記録に並んだ。

 一方、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)を擁するタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)はニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)に0-9で敗れ、NFC南地区制覇はお預けとなった。

 セインツのブレット・メイハー(Brett Maher)に3本のフィールドゴール(FG)を決められると、バッカニアーズのブレイディは2006年以来となる完封を喫した。

 また、アリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)は12-30でデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)にまさかの敗戦を喫し、パッカーズとのNFCトップシード争いから後退した。

 リーグ首位タイとなる勝率でこの日の一戦に臨んだカーディナルスだったが、2015年以来となるポストシーズン出場を確定させる勝利を2週連続で逃すことになった。対するライオンズの成績は2勝1分け11敗となっている。

 ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)は同じNFC東地区のニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)を21-6で下し、プレーオフ進出に一歩近づいた。

 21日の試合でワシントン・フットボールチーム(Washington Football Team)がフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)に敗れれば、カウボーイズの地区優勝が確定する。(c)AFP