【12月20日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)カシュガル地区疏勒(そろく)県政府は、同県在住の阿麗米罕・色依提(アリミハン・サーイーティ)さんが16日死去したと明らかにした。135歳。

 アリミハンさんは1886年6月25日、同県コムシェリク(庫木西力克)郷生まれ。三つの世紀を生き、6世代の家族と同居していた。

 中国老年学学会は2013年、第6回中国長寿者ランキングの上位10人を発表。アリミハンさんは127歳でトップに立った。

 生前は簡素な生活を送り、介護をほとんど必要としなかっただけでなく、ひ孫の世話を手伝うことさえあった。毎日決まった時間に食事を取り、食欲も旺盛で、中庭での日光浴を欠かさなかった。

 コムシェリク郷は長寿の里として知られ、90歳以上の住民も多い。地元政府は60歳以上の高齢者世帯に契約医や訪問医を割り当て、年1回の無料健診や各人の疾患に合わせた救急箱を提供しているほか、月ごとに補助金も支給している。(c)Xinhua News/AFPBB News