【12月19日 AFP】仏パリの文化施設「ポンピドー・センター(Pompidou Centre)」など世界的に有名な建築を手掛けた英国の建築家、リチャード・ロジャース(Richard Rogers)氏が18日、亡くなった。88歳。複数のメディアが伝えた。

 PR会社フロイト・コミュニケーションズ(Freud Communications)のマシュー・フロイト(Matthew Freud)氏が英PA通信(Press Association)に明かしたところによると、ロジャース氏は18日夜、「安らかに亡くなった」という。

 ロジャース氏はロンドンのミレニアム・ドーム(Millennium Dome)や「チーズ下ろし器(Cheesegrater)」の愛称で知られる高層ビル「レドンホール・ビル(Leadenhall Building)」などを設計し、都市景観を一変させた。(c)AFP