【12月18日 AFP】米上院本会議は18日、ラーム・エマニュエル(Rahm Emanuel)氏を新たな駐日大使とする人事案を賛成48、反対21で承認した。同氏の承認に関しては、シカゴ市長時代の市警による黒人少年射殺事件の対応をめぐり、与党・民主党からも反対の声が上がっていた。

 エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、バラク・オバマ(Barack Obama)政権で大統領首席補佐官を務めた。シカゴ市長だった2014年、市の白人警察官が黒人のラクアン・マクドナルド(Laquan McDonald)さん(当時17)を射殺した事件の対応をめぐり、非難を浴びた。

 駐日大使のポストは2019年以降、空席が続いていた。(c)AFP