【12月18日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区（Xinjiang Uighur Autonomous Region）はこのほど就学前教育に関する記者会見を開き、ここ数年、教育投資を絶えず増やし、教育支援事業を進めた結果、すべての農村地域で3年間の就学前教育の無償化を実現したと発表した。

　同自治区の関係責任者は会見で、一連の措置により、自治区の就学前3年の幼稚園粗入園率（入園者数を該当年齢人口で除したもの）が昨年末時点で98・2％に達し、全国上位に入ったと紹介。今年はすでに就学前教育に資金4億2800万元（1元＝約18円）を投入して都市部の公立幼稚園28カ所を新設・増改築し、公立・私立幼稚園199カ所の運営・環境改善を支援したと述べた。

　また、都市部の学前教育を支援するため、南部地域で1人当たり1100元、他の地域で1人当たり600元の財政出資制度を確立し、保護者の負担をより減らしていくとも明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News