【12月18日 Xinhua News】中国初の大型シェールガス田となる中国石化江漢油田涪陵(ふうりょう)シェールガス田白馬ブロックの新規確認埋蔵量に関する報告がこのほど、中国自然資源部の審査を通過し、新規確認埋蔵量は1048億8300万立方メートルと認定された。

 今回探査した白馬ブロックは典型的な常圧深層ガス貯留層に属し、11月末時点の単一坑井の最高累積生産量は3千万立方メートルを超え、中国の常圧シェールガス井の中でも高い水準にある。涪陵シェールガス田でこれまでに確認されたシェールガスの埋蔵面積は824平方キロメートル。累計確認埋蔵量は9千億立方メートル近くに上り、中国のシェールガス確認埋蔵量の34%を占める。

 涪陵シェールガス田は、2012年12月に建設を開始。中国で初めて商業開発段階に入った大型シェールガス田となる。これまでの累計生産量は412億立方メートルで、1日当たりの生産量は2千万立方メートルを超える。(c)Xinhua News/AFPBB News