【12月18日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)バヤンノール市にある黄河三盛公基幹水利施設でこのほど、黄河が「ふつふつと沸き立つ」ような現象が見られた。

 水面全体が白く立ち込める「もや」に覆われ、黄河の水が沸き立っているように見えることから、「水煮黄河」とも呼ばれている。

 この現象は、水面から蒸発した水蒸気が冷やされて凝結して小さな水滴となり、それがもやの層を形成して水面を覆うことで出現する。川に氷が張る前に、水温と気温の条件がそろったときにだけ見られる。(c)Xinhua News/AFPBB News