【12月17日 AFP】(更新、写真追加)17日午前、大阪市の8階建ての商業ビルで火災が発生し、報道によると、24人の死亡が確認された。ビルには心療内科などがあるクリニックが入居しており、警察は放火の疑いがあるとみて捜査しているという。

 現場はJR北新地(Kitashinchi)駅近くの繁華街で、火は30分ほどで消し止められた。

 消防によると、27人が心肺停止。NHKなど報道各社は、警察の話として24人の死亡が確認されたと報じた。

 報道によると、50~60代の男が可燃性の液体が入った紙袋を暖房器具の近くに置いて蹴り、漏れ出た液体が引火したという。

 厳格な建築基準法が適用される日本では、多数の死者が出る火災は少なく、暴力的な犯罪もまれ。(c)AFP