【12月17日 AFP】サッカーUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)の組み合わせ抽選会が16日、スイス・ニヨン(Nyon)で行われ、グループA3ではイングランド、イタリア、ドイツが同組に入った。

 イングランドはこの結果、来年6月から2023年6月まで開催される同大会で、欧州選手権(UEFA Euro 2020)で対戦した2チームと再び相まみえることになった。欧州選手権の決勝トーナメント1回戦でドイツに2-0で勝利したイングランドは、決勝ではPK戦の末にイタリアに敗れた。

 グループA3に入るもう1チームはハンガリーとなっている。

 イタリア・ミラノ(Milan)で10月に行われた前回大会の決勝で、スペインを2-1で下して優勝したW杯(World Cup)王者フランスは、デンマーク、クロアチア、オーストリアと同じグループA1に入った。

 2018年から2019年にかけて行われた初回大会の王者に輝いたポルトガルはグループA2に入り、スペイン、スイス、チェコと対戦する。

 また、世界ランキングで首位に立つグループA4のベルギーは、隣国オランダやポーランド、ウェールズと同組となった。

 重要性の低い国際親善試合に取って代わり、より競争力のある試合を行うために誕生したネーションズリーグは、欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟する55の国と地域が四つのリーグに分けられる。

 各リーグは4チームで構成される計4グループで構成されるが、7チームしかいないリーグDは2グループに分かれている。

 同大会の試合はW杯カタール大会(2022 World Cup)の前後に開催されることになっており、グループステージは来年6月から9月に、リーグAの各グループ首位が出場するファイナルフォーは再来年の6月に予定されている。(c)AFP