【12月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は532万431人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億7092万1838人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 14日には世界全体で新たに8365人の死亡と82万7788人の新規感染が発表された。

 最も死者が多い米国では、これまでに80万473人が死亡、5023万6602人が感染した。

 次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は61万6970人、感染者数は2219万5775人。以降はインド(死者47万6135人、感染者3471万628人)、メキシコ(死者29万6984人、感染者392万1682人)、ロシア(死者29万2891人、感染者1010万3160人)となっている。(c)AFP