【12月15日 CGTN Japanese】ジャイアントパンダの故郷と呼ばれる、中国南西部の四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)では、このほど、43頭のジャイアントパンダが新居に引っ越しました。

 四川省にある成都パンダ繁殖研究基地では、その増築エリアが来年初めごろにオープンする予定です。環境の消毒が完了し、来年繁殖計画に入っていないジャイアントパンダ43頭と、レッサーパンダ10匹が続々と新しい住まいに引っ越しています。

 パンダ基地の総面積は約69ヘクタールから238ヘクタールへと3.5倍近く増えました。11のジャイアントパンダ館、複数の科学広報館、歩行者通路などが設置されています。パンダの科学的な繁殖や保護、教育、観光、国際交流など、世界一流のジャイアントパンダ保護基地として、パンダ文化普及への取り組みが行われています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News