【12月15日 AFP】10月の試合中に胸の違和感を訴えて途中交代したスペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のFWセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が、15日に今後の進退について記者会見を行うことになった。

 会見にはジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長も同席し、アグエロは現役引退を発表するだろうと地元メディアは報じている。

 アルゼンチン代表のコパ・アメリカ(2021 Copa America)優勝に貢献した33歳のアグエロは、7月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)からバルセロナに移籍。だが10月30日のアラベス(Alaves)戦で胸の違和感を訴え、病院に搬送された。

 クラブは11月に行われた心臓の検査後、治療の効果が判断される間、アグエロは最低3か月離脱すると発表。アグエロ本人は当時、「うわさが飛び交っているが、クラブの医師の意見に従っているし、自分の状態は90日後に分かる」とツイッター(Twitter)に投稿するなど、前向きな姿勢を見せていた。

 アグエロはシティの公式戦で260得点をマークし、同チームの歴代最多得点記録を保持。プレミアリーグでは275試合で184ゴールを挙げており、これは単一クラブでの最多得点記録にもなっている。(c)AFP