【12月14日 AFP】仏ミュルーズ(Mulhouse)検察は13日、2012年のロンドン五輪で二つの金メダルを獲得した元競泳選手のヤニック・アニエル(Yannick Agnel)容疑者(29)が、未成年との性行為を認めたことを明らかにした。相手は自身が師事していたコーチの娘であるという。

 アニエル容疑者はレイプと性的暴行の疑いで9日にパリの自宅で逮捕され、現在は仏東部ミュルーズの警察署で勾留されている。検察は記者会見で、容疑者は「容疑の重大性を認識している」とコメント。その一方で、容疑者に強制した自覚はないとも述べた。

 検察は、容疑者と相手の間に大きな年齢差があり、レイプもしくは性的暴行に当たる行為の可能性があるとしている。アニエル容疑者は24歳だった2016年、当時13歳の少女と性行為をしたとされている。(c)AFP