ロシア正教会修道院で神学校卒業生が自爆 生徒1人負傷
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【12月13日 AFP】(更新、写真追加)ロシア内務省は13日、首都モスクワ郊外にあるロシア正教会修道院の付属神学校で、卒業生の男(18)が自爆を試み、少なくとも生徒1人が負傷したと発表した。
事件が起きたのは、モスクワの南方約100キロのセルプホフ(Serpukhov)にある14世紀に建てられたウウェデンスキー・ウラディチヌイ(Vvedenskiy Vladychniy)修道院の神学校。7~16歳が学んでいる。
内務省によると、容疑者の男は神学校の建物に入り、自爆した。この爆発で、15歳の生徒が負傷したという。初期情報によれば容疑者は死亡していない。
現地では、負傷者は7人に上るとの報道もある。
モスクワ州のアンドレイ・ボロビエフ(Andrei Vorobyev)知事は、負傷した生徒の人数は明らかにしなかったが、命に関わる容体の負傷者はいないと述べている。
ロシアでは近年、若者が学校を襲撃する事件が相次いでいるが、宗教施設を狙った攻撃はまれ。(c)AFP/Ola CICHOWLAS