ミス・ユニバース、インド代表が優勝 イスラエル開催でボイコット運動も
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【12月13日 AFP】第70回ミス・ユニバース(Miss Universe)世界大会の決勝が13日、イスラエルのエイラート(Eilat)で行われ、インド代表のハルナーズ・サンドゥ(Harnaaz Sandhu)さんが優勝した。イスラエル初開催となった本大会をめぐっては、パレスチナ問題を理由に出場者にボイコットを求める運動が展開されていた。
2位にはパラグアイ代表、3位には南アフリカ代表が選ばれた。
ただ、南アフリカのスポーツ・芸術・文化省は「イスラエルのパレスチナ人に対する残虐行為」を批判し、自国代表に出場を取りやめるよう要請していた。
パレスチナ人団体も、「イスラエルのアパルトヘイト(人種隔離)政策とパレスチナ人の人権侵害に加担しないよう、すべての出場者に辞退を求める」と呼び掛けていた。
一方、第69回大会で優勝したアンドレア・メサ(Andrea Meza)さん(メキシコ)は先月、エルサレム(Jerusalem)でAFPのインタビューに応じ、「ミス・ユニバースは政治運動でも宗教活動でもない」として、大会に政治問題を持ち込むべきではないと語っていた。(c)AFP