【12月13日 AFP】21F1最終第22戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2021)は12日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が最終ラップでメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)をオーバーテークし、優勝した。メルセデスによる二つの抗議が却下されたことでフェルスタッペンが初の年間王者に輝き、劇的な形でシーズンを締めくくった。

 両者が同ポイントで迎えた最終戦では、ハミルトンが8度目の総合優勝を手中に収めたかに思われた。

 しかし、残り4周の場面でセーフティーカーが導入されたことで、フェルスタッペンにチャンスが到来。スリリングな最終ラップでハミルトンを追い抜き、栄冠に輝いた。

 メルセデスのトト・ヴォルフ(Toto Wolff)チーム代表はレース後、セーフティーカーに関する規則違反があったとして結果に抗議した。

 だが長時間に及ぶヒアリングの末、スチュワードは抗議を却下。メルセデス側は争う意向を表明しており、今後96時間以内に正式に異議申し立てを行うか判断する。

 夕日が沈むレース中盤には、2007年の年間王者でこれが現役ラストレースとなったアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)がリタイアを強いられた。ライコネンがマークしたF1通算349戦出場は史上最多記録となっている。

 3位はフェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)で、アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)とピエール・ガスリー(Pierre Gasly)がそれぞれ4位と5位に入った。(c)AFP/Raphaëlle PELTIER with Nick REEVES in Paris