トッテナムでコロナ感染拡大、ECLレンヌ戦の延期を発表
発信地:ロンドン/英国
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【12月9日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は8日、チーム内で新型コロナウイルスの陽性者が続出しているため、9日にホームで予定されていたヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)のレンヌ(Stade Rennes FC)戦を延期すると発表した。しかし、レンヌ側はこの決定に疑問を呈している。
これに先立ち、トッテナムのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、選手8人とスタッフ5人が検査で陽性だったと明かしていた。
欧州サッカー連盟(UEFA)は当初、トッテナムに起用できる選手が最低でも13人いる場合はレンヌとのグループステージ最終節を予定通り行うと主張していたようだが、感染の急拡大により計画の変更が余儀なくされた。
レンヌ側は決定に納得しておらず、英ロンドンに移動する前にトッテナムからは開催予定だと告げられたと述べている。
レンヌは発表文の中で「この試合はUEFAが正式に延期したわけではないため、スタッド・レンヌは開催の決定を支持する」と訴えた。
トッテナムは12日に予定されているブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦についても、プレミアリーグ側に延期を求めるのではないかと報じられている。
グループGではすでにレンヌの組首位通過が決まっており、2位につけるトッテナムは3位フィテッセ(Vitesse Arnhem)と勝ち点で並んでいる。(c)AFP